従業員とのトラブルやハラスメント対応に困っている
お客様の背景および顕在化していた課題
お客様の背景
・100名強の従業員数、清掃やビルメンテナンスを手掛ける企業
・複数のテナントにて清掃や害虫駆除などのメンテナンスを行う
・各事業場にパートリーダーとしての役割を持つ従業員を配置
顕在化した課題
この中で、パートリーダーの一部にパワハラがあり、社員が次々に退職する事象が発生しました。
会社はこの状況を重く受け止め、弊事業所にご相談いただきました。
弊事務所からの提案内容
まずは状況をしっかりと把握するため、徹底したヒアリングを行いました。
パートリーダーの行動について、他の従業員の証言をもとに、一方的な意見に偏らないように注意しながら事実に基づく情報を収集しました。
また、パートリーダーの上司にあたる社員からも詳細な聞き取りを行い、全体の状況を把握しました。
問題のあったパートリーダーと面接・指導を行う機会を設けることを提案し、会社はこれを実施しました。
問題行動が発生した際には、始末書や業務改善指導書を記入させるなどの具体的な対策を講じました。
提案後の成果
指導を行う一方で、パートリーダーの影響を受けた社員が休み始める事態が発生し、事態が深刻であることが明らかになりました。
最終的にパワハラが横行していたことが確認され、会社はパートリーダーに退職勧奨を行いました。
その結果、本人も同意し、退職することとなりました。
本件のポイント/まとめ
本件の対応におけるポイントは以下の通りです。
公平な(第三者による)状況確認とヒアリング
問題のあったパートリーダーの行動について、一方的な意見だけでなく、現場の状況や関係者からの証言を基に公平に状況を確認しました。
これにより、事実に基づく適切な対応が可能となりました。
迅速かつ丁寧な問題解決
スピーディーに状況を把握し、指導や始末書の提出を徹底することで周囲に不必要な噂が広がらないように注意しました。
これにより、問題を迅速に解決することができました。
連絡手段のルール化
今後同様の問題が発生した際に、適切な連絡手段を確保し、スムーズに対応できるようルールを整備しました。
これにより、問題発生時の混乱を最小限に抑えることが期待されます。
本事例をご参考に、ぜひ弊事務所にご相談頂ければと存じます。